ゼップバウンドの使用を検討するケースzepbound
以下の条件の①と②を満たす場合にゼップバウンドの使用を検討します。
① 年齢は20歳以上70歳未満
② 高血圧症,脂質異常症,2型糖尿病のいずれかの診断がなされ,食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず,以下に該当する場合
・BMI が 35 以上
・BMI が 27 以上であり,肥満に関する健康障害(※1)を2つ以上有する
(※1)肥満に関する健康障害
01)耐糖能障害
(2 型糖尿病/耐糖能異常)
02)脂質異常症
03)高血圧症
04)高尿酸血症/痛風
05)冠動脈疾患:心筋梗塞/狭心症
06)脳梗塞/脳血栓症/一過性脳虚血発作
(TIA)
07)非アルコール性脂肪性肝疾患
(NAFLD)
08)月経異常/不妊
09)閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
肥満低換気症候群
10)運動器疾患:変形性関節症(膝関節
股関節)/変形性脊椎症/手指変形性
関節症
11)肥満関連腎臓病
治療期間の目安Period
ゼップバウンドを用いた治療は,4ヵ月から72週間(≒1年5ヵ月)までが目安となります。
つまり,4か月治療継続しても効果がみられなかった場合は治療終了とし,最長で72週間(≒1年5ヵ月)までを目安に治療を継続する方針です。
72週間の治療を終了した後,リバウンド等により肥満に関する健康障害が悪化してしまった際に,患者さん各自が食事療法/運動療法を継続しても健康障害に改善がみられない場合,ゼップバウンドの再投与を検討するケースがありえます。その時のゼップバウンドはあらためて低用量から再開となります。